ChatGPT-40を使用してVYOND向けのシナリオを作成し、動画も作成してみました。ChatGPT-40では、ビジネス向けの動画シナリオのアイデアを答えるだけでなく、VYOND用のストーリーボードまで回答を得られることができます。ChatGPT-40とVYONDの相性は大変素晴らしいのです!
プロンプト入力例
サンプル動画としてこのようなプロンプトを入力しました。
1分でサクッと伝えるショート教育動画(ナレーション+映像指示付き)を作ってください
テーマは「報連相の基本」で
ChatGPTの回答は以下の通り
Vyond用ストーリーボード:1分ショート教育動画「報連相の基本」
シーン1:オープニング(0:00〜0:05)
背景:明るいオフィス受付
キャラクター:新入社員(20代男女・スーツ)
動き:軽く会釈しながら「よろしくお願いします!」の口パク
テキスト表示:
「新人が押さえるべき『報連相』の基本」
ナレーション:
「社会人1年目の皆さん。仕事で迷ったときに頼りになるのが『報連相』です。」
シーン2:報連相とは(0:05〜0:25)
背景:シンプルなブルーのプレゼン背景
キャラクター:ナレーション役の上司(30代男女・スーツ)
動き:プレゼン用ポーズ
アニメーション:3つのアイコンが順番に表示
->報告:書類アイコン
->連絡:スマホ・メールアイコン
->相談:吹き出しアイコン
テキスト表示:「報告」「連絡」「相談」
ナレーション:
「報連相とは、報告・連絡・相談のこと。上司やチームに状況を伝える、大事なコミュニケーションの習慣です。」
シーン3:押さえるポイント(0:25〜0:45)
背景:3分割の画面切替
新人が上司に電話している(デスク)
PCでメール作成
会議室で相談
テキスト:
「1. 迷ったら早めに」
「2. 結論からシンプルに」
「3. 相手の時間を意識」
アニメーション:テキストが1つずつポップアップ
ナレーション:
「ポイントは3つ。1. 迷ったら早めに。2. 結論からシンプルに。3. 相手の時間を意識して短くまとめる。
これだけでグッと伝わりやすくなります。」
シーン4:まとめ(0:45〜1:00)
背景:オフィス内、上司と新人が会話
キャラクター:上司が「ありがとう、助かったよ!」と笑顔、新人がうなずく
テキスト表示:「今日から実践!報連相」
アニメーション:最後に明るいBGM+テキストフェードアウト
ナレーション:
「報連相は、信頼される第一歩。小さなことでも積極的に実践していきましょう!」
補足
トーン:明るくポップ、安心感を持たせる
フォント:見やすいゴシック体
BGM:軽快なビジネス向け(Vyond標準)
アイコン素材:Vyondの「Business」「Communication」カテゴリ
ChatGPTの回答を元にサンプルビデオを作りました(ゼロ~3時間で完成)
回答を元にVYONDを使って48秒のショートビデオを作成しました。出力されたナレーションとストーリーボードはほぼそのまま使用しています。シーン構成もほぼ同じです。
シーンの指定を一部アレンジし、オートキャプションを入れただけ、エフェクト部分やカメラのズームなどで動画に変化を追加しました。仕事の合間でゼロから3時間ほどで作成しました。
ChatGPTでVYOND動画のシナリオ制作が劇的に変わる
ChatGPTはVYONDの大まかな仕様まで理解しています。!
シナリオ作成から、Vyond用ストーリーボードまで1分もかからず作成してくれました。
今回はChatGPTで自動生成されたストーリーボード(具体的なナレーションと絵コンテのイメージ)から、おおまかに忠実なコンテンツをつくりましたが、必要なアイデアだけを取り出してVYONDで作成すればなお効率的でクリエイティブでしょう。
キャラクター自体は自分たちである程度考えて作成するといいでしょう。(ChatGPTでもアイデアは出してくれます)
この動画の上司と新入社員のキャラクターは最初に設定しました。

ChatGPTを使って様々なストーリー、シナリオのアイデアを見つけていきましょう。
たとえば、以下のようなプロンプトも参考にしてください。
・同様のフォーマットで複数テーマ(例:コンプラ、営業マナー、社内ルール)を量産
・Vyondで使える絵コンテ化(キャラ・動き指定付き)
・Vyond用の詳細編集指示書(キャラの動き・BGM・トランジションまで指定)
・追加テーマ(コンプライアンス・営業マナーなど)も同じフォーマットで複数本制作
・同じ形式で3本セットの研修動画シナリオ
ChatGPTでVYOND動画のシナリオ制作が劇的に変わります。効率よくビデオを作成していきましょう!!
注意:ChatGPTのセキィリティについて
ChatGPTでは、過去のチャット履歴を保存するかどうか、または入力内容をAIの学習に利用させない設定もできます。
情報漏洩のリスクを減らすためには、これらの設定をオフにすることが推奨されます。
詳しくは「chatGPT セキュリティ設定」で検索してください。
ChatGPTの回答は、アカウントが違う人でも質問が同じだった場合は同じ回答になりますか?(ChatGPTに聞いた回答より)
結論からいうと、同じ質問でも必ず同じ回答になるわけではありません。理由は次の通りです
1. ChatGPTは確率的に文章を生成する
- ChatGPTは「決まった答え」を持っているわけではなく、質問に対して確率的に次の単語を予測して文章を作る仕組みです。
- そのため、同じ質問でも文の言い回しや具体例が変わることがあります。
2. アカウントによって回答が変わる要素
- 基本的にはアカウントごとに学習が進むわけではないので、同じ時点・同じモデルであれば大きな差はありません。
- ただし、過去のやり取り(会話の履歴)や設定によって返答が変わる場合があります。
- 例:以前の会話で好みの文体を指定していると、それに合わせて回答が調整されることがあります。
3. モデルやバージョンによる違い
- 同じ質問でも、利用しているモデル(GPT‑4o, GPT‑4, GPT‑3.5など)や更新時期が違えば回答内容が変わります。
- モデルのアップデートや新しい情報の追加により、最新の知識や言い回しで返答が変化することもあります。
まとめ
- まったく同じ質問でも「必ず同じ文章」が返るわけではありません。
- ただし、大きな内容のズレは少なく、意味は概ね同じになることが多いです。
もし特定の形式で統一された答えが欲しいなら、
「○○の形式で答えて」「箇条書きで」「300文字以内で」
といった指示を入れると、より再現性が高い回答になります。