Shelter Insurance サイバーセキュリティ教育を強化した事例

Shelter Insuranceについて
Shelter Insurance(シェルター保険会社)は、1946年に設立されたアメリカの損害保険会社です。ミズーリ州に本拠地を置き、現在は21州で事業を展開しています。従業員数は3,400人以上です

ここでは、Shelter InsuranceがVYONDを活用し、従業員のサイバーセキュリティ意識と対応力をどのように高めたのかを紹介します。 
この事例はVYOND.comのお客様事例を日本向けに翻訳しました。

このエントリーの目次

課題:サイバーセキュリティ研修をもっと効果的にしたい

Shelter Insuranceの情報セキュリティチームは、フィッシング攻撃がますます巧妙化していることに課題を感じていました。

同社では、従業員、代理店、取締役会メンバーを含む約5,000人を対象に、サイバーセキュリティ教育を行う必要がありました。しかし、攻撃者が新しい手口やツールを次々に使うようになるなかで、従来の研修だけでは十分な効果を維持しにくくなっていました。

情報セキュリティアナリストのメリッサ・キャンパー氏は、単に「受講した」という事実を作るだけの形式的な研修ではなく、学習者がより深く理解し、主体的に関われる研修方法を探していました。
そこでメリッサ氏は、eラーニングデザイナーのリンダ・ウィン氏に相談します。リンダ氏が提案したのが、VYONDを使った動画研修でした。
リンダ氏は以前、経営層向けのプレゼンテーションスキル講座で、事前学習用の動画をVYONDで制作していました。その動画は社内で大きな反響を呼び、関係者からは「この動画はどうやって作ったのか」「自分のプロジェクトでも同じように作れないか」といった声が寄せられました。
この成功体験から、リンダ氏はサイバーセキュリティ研修にもVYONDが適していると考えました。

VYONDでシナリオ型のサイバーセキュリティ研修を制作

リンダ氏とメリッサ氏は、同じくeラーニングデザイナーであるクレイグ・グラッドニー氏と協力し、新しい研修コンセプトを作り上げました。それが、架空の保険会社「タイタン」を舞台にした継続型シリーズ「タイタンのクラッシュ」です。
このシリーズでは、架空の会社タイタンで起こるサイバーセキュリティ上の問題をストーリー形式で描きます。フィッシングやソーシャルエンジニアリングなど、データや情報システムが危険にさらされる場面を取り上げ、従業員がどのように対応すべきか、またはどのような行動を避けるべきかを学べる内容になっています。

リンダ氏は、VYONDを使ってシナリオベースの研修を制作することで、サイバーセキュリティは一部の専門部署だけの問題ではなく、全社員が責任を持つべきものだという理解を広げることができたと述べています。

最初のシーズンでは、5本の動画が1週間ごとに公開されました。このプログラムは、学習者の関心を高めるうえでも、教育効果の面でも高い成果を上げました。その結果、「タイタンのクラッシュ」は継続され、現在は第4シーズンまで展開されています。

成果:フィッシングリンクのクリックが50%減少

Shelter Insuranceでは、研修の効果を測定するために、フィッシングのシミュレーションを実施しました。

まず、従業員、代理店、取締役会メンバーを含む約5,000人に対して、偽の悪意あるリンクを含むフィッシングメールを送信し、どれだけの人がクリックするかを確認しました。その後、新しいサイバーセキュリティ研修を実施し、一定期間を置いて再びフィッシングシミュレーションを行いました。
その結果、VYONDを使った研修の後には、シミュレーションされたフィッシング攻撃を見抜き、対応できる人の割合が28%増加しました。
さらに重要な成果として、実際のフィッシングメールへのクリック数は50%減少しました。これは、同社を狙うフィッシングメールが急増している状況の中で得られた成果です。

この結果から、VYONDを活用した動画研修が、フィッシング攻撃への対応力向上に役立ったことがわかります。

長く退屈だった研修を、楽しく学べる研修へ

「タイタンのクラッシュ」シリーズは、視聴者からも好意的な反応を得ています。
これまでサイバーセキュリティ研修は、受講者にとって長く退屈なものになりがちでした。しかし、VYONDを活用することで、学習者が楽しみながら内容を理解し、共有したくなるような研修へと変えることができました。

リンダ氏、クレイグ氏、そしてチームは、この成功をきっかけに、VYONDの新しい活用方法をさらに模索しています。たとえば、以前は「長くて退屈」と感じられていた代理店向けのポリシー関連研修にも、VYONDを活用する可能性を広げています。

リンダ氏は、学習者が研修を楽しみ、内容を共有し、実際に学んでいることを実感できるようになった点で、研修の質を高めることができたと述べています。

VYONDは、変化の速い研修テーマにすばやく対応できる

クレイグ氏は、VYONDは抽象的な概念から具体的な内容まで、幅広いテーマに対応できるツールだと評価しています。
特にサイバーセキュリティのように、社会情勢や新しい攻撃手法に応じて内容を更新する必要があるテーマでは、すばやく研修コンテンツを作れることが大きな強みになります。

新しいフィッシング手法が登場した場合でも、VYONDを使えば、チームは必要な研修を短期間で制作し、すぐに従業員へ届けることができます。

研修は古くならず、常に現場の課題に合った内容にできる

Shelter Insuranceのチームは、VYONDによって実現できたサイバーセキュリティ研修の新しい形に大きな満足を感じています。
VYONDを導入する前は、学習者から「サイバーセキュリティ研修が楽しかった」と言われることはありませんでした。しかし現在では、社会で起きている出来事や、Shelter Insurance社内で見られる行動に合わせた、関連性の高い研修を提供できるようになっています。

同社の研修は、古くならず、動きがあり、魅力的で、常に現実の課題に結びついた内容になっています。

まとめ

Shelter Insuranceは、VYONDを活用することで、サイバーセキュリティ研修を単なる形式的な学習から、実践的で参加しやすい学習体験へと変えました。

架空の会社を舞台にしたストーリー型動画により、従業員はフィッシングやソーシャルエンジニアリングなどのリスクを具体的に理解できるようになりました。

その結果、フィッシング攻撃を見抜く人が増え、実際のフィッシングメールへのクリックも50%減少しました。

VYONDは、変化の速いサイバーセキュリティ教育において、学習者の関心を高めながら、すばやく内容を更新できる有効なツールとして活用されています。

上記のコンテンツはVYOND.comのCaseStudy より承諾を得て公開しています。
How Shelter Insurance Builds Cyber Resilience with Vyond

1分でわかるVYOND お客様事例

Shelter InsuranceのVYOND成功事例をVYOND Goナレーションレイアウトで1分の動画にまとめてみました。

14日無料体験版でVYONDをお試しください

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
このエントリーの目次