Whole Foods Market(ホールフーズ・マーケット)は、1980年に設立されたオーガニック食品・ナチュラルフードを扱う世界的なスーパーマーケットチェーンです。本社は米国テキサス州オースティンにあり、2017年にAmazonによって買収されました。現在は10万人以上の従業員を抱え、スーパーマーケットおよび食料品業界を代表する企業のひとつです。
この記事では、Whole Foods MarketがVYONDを活用し、社内トレーニングの制作効率と学習体験をどのように向上させたのかを紹介します。
この事例はVYOND.comのお客様事例を日本向けに翻訳しました。
VYONDを社内トレーニングに積極活用
Whole Foods Marketでは、VYONDが社内トレーニング制作に欠かせないツールとして活用されています。
同社のL&D(学習開発)部門と変革促進チームは、10万人を超える従業員に向けて、幅広い教育・研修コンテンツを提供しています。VYONDを導入したことで、動画制作にかかる時間を大幅に短縮し、より多くのトレーニングコンテンツをスピーディーに制作できるようになりました。
Whole Foods Marketの担当者は、VYONDを「ゲームチェンジャー」と表現しています。その理由は、単に動画を作れるだけでなく、ビジネスの変化に合わせて教育コンテンツを素早く改善・展開できるようになったからです。
課題:増え続ける教育コンテンツへの対応
Whole Foods Marketでは、従業員向けトレーニングを提供するため、L&D部門と変革促進チームが連携しています。
L&D部門は、キャリア開発やソフトスキル研修を担当。一方、変革促進チームは、商品知識や実務スキルに関するトレーニングを中心に取り組んでいます。
同社では、店舗全体で一貫した品質を保ち、Whole Foods Marketらしい顧客中心の文化を維持するために、継続的な教育コンテンツの制作が必要でした。
しかし、ビジネスの変化に伴い、新しいトレーニングコンテンツへの需要は増加。従来の制作方法では、さまざまなテーマに対応した動画を効率よく作ることが難しくなっていました。
そこで求められたのが、次のような条件を満たす動画制作ツールです。
・さまざまなテーマに対応できること
・内容の修正や再利用がしやすいこと
・従業員の関心を引きつけられること
・実写撮影にかかるコストや手間を削減できること
VYONDは、こうした課題を解決するための有効な手段として導入されました。
VYOND Enterpriseを35シートで導入
Whole Foods Marketの担当者であるブライアン氏は、以前の職場でVYONDの効果を実感していたことから、まずは少数のライセンスを導入しました。
その後、チーム内での活用が進み、VYONDの有用性が確認されたため、35シートのEnterpriseプランへと拡大しました。
VYONDは、デザイナーだけでなく、デザインの専門知識を持たない従業員にも利用されています。これにより、チーム全体で動画コンテンツを制作・共有しやすくなり、トレーニング制作のスピードと柔軟性が向上しました。
ブライアン氏は、VYONDについて「使わない日はない」と語っています。実際に、PowerPoint資料にアニメーションGIFを加えて内容をわかりやすくしたり、23本もの動画で構成されるマイクロラーニングシリーズを制作したりと、幅広い用途で活用されています。
多様な学習テーマに対応できる表現力
Whole Foods Marketでは、VYONDのカスタムキャラクター機能も活用されています。
たとえば、社内の特定の役割や職種を反映したキャラクターを作成することで、従業員が自分ごととして学びやすいトレーニング動画を制作できます。
ブライアン氏は、アニメーションキャラクターについて「多様性を表現するのに非常に適している」と評価しています。
また、人物キャラクターが適さないテーマでは、VYONDのグラフィック要素を活用することで、内容に合わせた表現を選択しています。これにより、テーマや目的に応じて、柔軟に学習コンテンツを設計できるようになりました。
VYOND導入による効果
VYONDの導入により、Whole Foods Marketのトレーニング制作は大きく改善されました。
特に大きな効果は、実写撮影に伴う手間やコストを削減できたことです。従来であれば、店舗での撮影準備、商品の配置、価格タグやラベルの調整、出演者や撮影スタッフの手配など、多くの時間と費用が必要でした。
しかし、VYONDを使えば、こうした準備を行わずに、アニメーションでわかりやすいトレーニング動画を制作できます。これにより、必要なコンテンツをより短期間で作成できるようになりました。
また、Enterpriseプランの「Shared Spaces」機能により、チームメンバー同士で素材を共有し、既存のアセットや制作物を再利用できるようになりました。部門やプロジェクトをまたいだ共同作業も行いやすくなり、制作プロセス全体の効率化につながっています。
動画は従業員の学習意欲を高める
Whole Foods Marketでは、印刷物やテキストベースの教材と比較して、動画コンテンツのほうが従業員の関心を引きやすいことも確認されています。
担当者は、動画コースを見る従業員の数が、テキストコンテンツを読む従業員の数を上回っていると感じていると述べています。
これは、動画が従業員の学習参加を促し、理解度やエンゲージメントを高める手段として有効であることを示しています。
制作時間を短縮し、ビジネスの変化に対応
Whole Foods Marketでは、以前は3日から5日かかっていた制作作業を、VYONDによって1日で仕上げられるようになりました。
ビジネス環境の変化が速い中で、必要なトレーニングを素早く制作・展開できることは大きな強みです。
VYONDは、単なる動画制作ツールではありません。教育コンテンツを迅速に作成し、改善し、組織全体に展開するための実践的なプラットフォームとして、Whole Foods Marketの人材育成を支えています。

まとめ
Whole Foods Marketの事例からわかるように、VYONDは大規模な組織における社内教育やトレーニング制作において、大きな効果を発揮します。
特に、次のような課題を持つ企業に適しています。
- 研修コンテンツを短期間で制作したい
- 実写撮影のコストや手間を削減したい
- 従業員が見たくなる教材を作りたい
- 部門をまたいで動画素材を共有・再利用したい
- ビジネスの変化に合わせて教育内容を素早く更新したい
VYONDを活用することで、企業はよりスピーディーに、よりわかりやすく、より効果的なトレーニングコンテンツを制作できるようになります。
上記のコンテンツはVYOND.comのCaseStudy より承諾を得て公開しています。
https://www.vyond.com/case-studies/how-vyond-helps-whole-foods-market-case-study/

