アニメーション作りに役立つ参考書は?
VYONDでアニメーションは簡単にできるようになりますが、肝心の「伝える」内容が面白くなければ、せっかくのアニメも台無しです。
前回、アニメーション作りに役立つ 読むべき2冊の参考書を紹介させていただきましたが、今年も素晴しい1冊がありましたので、皆様にご紹介します。
伝わるプレゼンの法則100
著者:渋谷雄大 吉藤智広
ビジネスアニメーションの制作の参考書として推薦します。
この本は文庫本のような特殊サイズで小さいので、カバンに入れても邪魔にならない、いつでもどこでも読めるサイズです。
kindleでもいいのですが、書籍として読むようにページもデザインされていますので、できれば書籍での購入がおすすめです。
3つのパートに分かれて読みやすい
100の法則については購入して読んでいただきたいのですが、概要をかいつまんでいうと
職場、客先、学校、イベント、展示会、講演会 あらゆるプレゼンテーションにおける「伝える」ための様々なコツが100通り解説されています。そしてこの本の素晴しいのは、3つのパートに分かれていることです。
Part1では「ストーリー」を伝えることをテーマに、効果的なストーリー作りの考え方、情報整理のテクニック、構成の手順について
Part2では、「デザイン」文字の置き方、グラフの使い方、画像の見せ方、聞き手(アニメでは視聴者)を引き込むためのデザインテクニックについて
Part3では「話し方」
実際の話し方のテクニックを伝えていますが、話し方、動画の見せ方にも共通する部分、プレゼンテーションのマナーについて描かれています。
基本的、シンプルなことから、裏技のようのものまで、すぐにマネができる効果の高いノウハウが記載されていますので、是非、参考にしていただきたい一冊です。
ビジネスアニメーションは社外プレゼンテーション
社外のクライアントに対して、「伝える」こと。ストーリー&ビジュアルを駆使するのは、VYONDでも変わりません。普段の私のセミナーで話すことと共通することも多いのですが、ストーリー、ビジュアル、マナーと、たいへん綺麗にまとまっています。
この本でさらに皆様のビジネスアニメのレベルを上げていってください。